エクセルで特定の印刷範囲を設定・指定する方法【図解解説】
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エクセルのシートを印刷しようとすると、データが入力されている部分全てが印刷の対象になってしまいます。
今回は、特定の印刷範囲を指定・設定する方法について解説します。
印刷する範囲を指定することで、必要な部分だけを印刷することができます。
1、印刷の設定で印刷する範囲を指定する
印刷の設定から、印刷する範囲を指定する場合は、先に印刷したい部分を範囲選択しておきます。
今回は、下のシートのB2からF12までの範囲だけを印刷します。
何も指定せずに印刷しようとすると、プレビューには、印刷したくない部分までが表示されるので、印刷に進む前に、あらかじめ印刷したい部分を範囲選択しておきます。
ファイルタブの「印刷」をクリックすると、印刷プレビューには選択していない部分も表示されます。
プレビューの左に、印刷設定の項目が並んでいるので、「設定」の一番上に表示されている「作業中のシートを印刷」の項目をクリックします。
表示される一覧から「選択した部分を印刷」をクリックします。
プレビューには、あらかじめ選択していた表の部分だけが表示されます。
印刷ボタンをクリックすると、選択した部分だけが印刷されます。
2、「印刷範囲」を設定して印刷する範囲を指定する
ページレイアウトタブのページ設定グループにある「印刷範囲」を設定することで、印刷する範囲を指定することができます。
印刷範囲を設定すると、設定したセル範囲だけが印刷されるようになります。
印刷範囲に設定したいセルを範囲選択します。今回はA1からG18までを範囲選択します。
ページレイアウトタブのページ設定グループにある、「印刷範囲」をクリックします。
サブメニューが表示されるので、「印刷範囲の設定」をクリックします。
印刷範囲に設定された部分が、枠で囲まれた状態になります。エクセルのバージョンによって、点線で囲まれた状態で表示されることもあります。
印刷範囲に設定した、枠で囲まれた範囲に入力されたデータだけが印刷されます。
3、改ページプレビューで印刷する範囲を指定する
表示タブの、ブックの表示グループにある「改ページプレビュー」で、印刷する範囲を指定することができます。
何も設定しない状態で、「改ページプレビュー」を選択すると、データが状態になり、用紙のサイズに合わせて、ページが設定されます。
青い枠で囲まれた部分だけが印刷され、グレーの部分にあるデータは、印刷されません。
青い枠の上にマウスポインタを重ねると、黒の矢印に変わるので、ドラッグすることで範囲を指定することができます。
青い枠の範囲が変わり、印刷する範囲も変更されます。
青い枠で囲まれた部分は、印刷範囲の設定がされています。
設定を解除するには、ページレイアウトで印刷範囲のサブメニューから、「印刷範囲のクリア」を選択するか、青い枠の近くで右クリックして、一覧から「印刷範囲の解除」を選択します。
印刷範囲を設定すると、範囲以外の場所は無視されるので、入力時の注意事項を入力しておくこともできます。
改ページプレビューで、どこで改ページするかなどの設定をすることも可能です。
印刷する時の状況によって使い分けましょう。
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