エクセルでカレンダーの超簡単な作り方を解説【月間】
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エクセルの数式と、表示形式の変更を組み合わせることで、簡単に月間カレンダーを作ることができます。
今回は、基本的な予定表を作りながら、入力のコツとカレンダーつくりの手順を解説します。
1、年と月を入力して表示形式を設定する
あらかじめ、カレンダーを作成したい年と月を入力して、年月を変更するだけで、曜日が自動で変更されるための準備をします。
今回は、2016年1月の場合のカレンダーを作成するので、A1に年(西暦)を、B1に月の数値を入力します。
この時、「年」と「月」の文字を入力してしまうと、関数を使う時にエラーになるので、数値だけを入力します。
数値だけだと、何のための数値なのかが分かりにくいので、表示形式で「年」と「月」の文字を表示させます。
「年」の数値が入力されているA1のセルを右クリックします。
表示される一覧から「セルの書式設定」をクリックします。
ダイアログボックスが表示されるので、「表示形式」タブをクリックして、「分類」の一番下にある「ユーザー定義」をクリックします。
「種類」のボックスに「G/標準」と表示されるので、ボックスをクリックして「G/標準」の後ろにカーソルを表示させます。
数値と文字の間を少し離したい場合、スペースを入れ半角の「”」(ダブルコーテーション)で前後を囲んで「年」の文字を入力すると、「サンプル」部分に「2016 年」と表示されます。
A1には2016年と表示されます。
表示形式を変更することで、この後の関数にA1の値を活用することができます。同様にしてB1のセルに表示形式を設定して、「1月」と表示させます。
2、予定表の項目を入力して日付を表示させる
予定表を作成していくために、項目を入力します。今回はA3に「日付」、B3に「曜日」、C3に「予定」と入力します。
日付を表示させるために、A4をクリックして、関数を入力します。
数式タブの関数ライブラリの一覧から「日付/時刻」の分類をクリックします。
一覧が表示されるので、一番上の「DATE」をクリックします。
「関数の引数」のダイアログボックスが表示されます。
直接数字を入力しても良いのですが、変更する時に手間がかかってしまうので、クリックして年と月のセルを指定します。
「年」のボックスをクリックして、カーソルが表示されている状態で、セルA1をクリックします。
「年」のボックスの右にはA1に入力されている「2016」の数値が表示されます。
同様にして「月」のボックスをクリックしてから、B1のセルをクリックします。
「月」のボックスの右にはB1に入力されている「1」の数値が表示されます。
「日」のボックスには、月初にあたる「1日」の数値「1」を直接入力して「OK」をクリックします。
セルA4には「2016/1/1」と表示されます。
今回は日付だけを表示したいので、表示形式を変更します。
A4を右クリックして、一覧から「セルの書式設定」をクリックします。
ダイアログボックスが表示されますが、先ほど表示形式の設定をしたので、「表示形式」タブが表示されます。
セルの値が日付の形式になっているので、自動的に日付の分類が選択されていますが、「分類」の一番下にある「ユーザー定義」をクリックします。
種類のボックスには「m”月”d”日”」と表示されているので、不要な部分を削除して「d”日”」に変更して「OK」をクリックします。
A4には「1日」と表示されます。
少々長くなってきてしまったので、2日以降の日付を入力する方法以降については次ページで解説致します。
次ページ:エクセルで月間カレンダーの超簡単な作り方を解説【その②】
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