エクセルの月間カレンダーで土日祝日など曜日毎に色を付ける方法
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前回に引き続き、今回もエクセルの超簡単な月間カレンダーの作り方を解説して参ります。
今回は2日以降の日付を入力する方法〜日付に合った曜日を表示させるを中心に解説致します。
月間カレンダーのベースを作成する方法は前回記事をご参照下さい。
1、2日以降の日付を入力する
A5から2日以降の日付を表示するために、数式を入力します。
A5をクリックして、半角で「=A4+1」と入力します。「A4」はクリックでも大丈夫です。
「Enter」キーで数式を確定すると、A4に1を足した「2日」と表示されます。
再度セルA5をクリックして、右下の■(フィルハンドル)の上にマウスポインタを重ねると、「+」の形に変わります。
下にドラッグして数式をコピーします。A5の数式は、1つ上のセルに1を足すという意味なので、コピーすることで、1日ずつ増えていきます。
月末の日付までドラッグしてコピーすることで、1か月分の日付が入力されます。行き過ぎて次の月の日付まで表示されてしまっても、フィルハンドルを上にドラッグすることで修正することができます。
これで、2016年1月の日付が入力されました。
2、日付に合った曜日を表示させる
B列にA列の日付に合わせた曜日を表示させるには、表示形式を使います。
1日の入力されているA4の右隣のB4をクリックします。
半角英数の状態で、「=A4」と入力して「Enter」キーを押して確定します。
B4にA4と同じ値の「1日」と表示されます。
B4セルの右下にある、フィルハンドルの上にマウスポインタを重ねると、「+」の形に変わるので、ダブルクリックします。
A列の日付が入力されている、一番下のB34までB4と同じ数式がコピーされます。
範囲選択はそのままで、選択されている色のついた部分で右クリックします。一覧から「セルの書式設定」をクリックします。
ダイアログボックスの表示形式タブの「ユーザー定義」の「d”日”」が選択されています。
「種類」ボックスの「d”日”」を消して半角で「aaa」と入力して「OK」をクリックします。
選択されているB列の日付が、曜日の表示に変わります。
文字の配置や列の幅、罫線を設定して、予定表が完成します。
A4からC34までを範囲選択して、条件付き書式とWEEKDAY関数を組み合わせることで、土曜日と日曜日に色を設定することができます。
条件付き書式の「新しいルール」で、「数式を使用して、書式を設定するセルを決定」を選択し、WEEKDAY関数を入力し、書式を設定します。下の図は日曜日の場合です。
範囲選択はそのままで、条件付き書式の「ルールの管理」で、「新規ルール」をクリックして日曜日と同じ操作を繰り返します。土曜日の場合のWEEKDAY関数は下の図のとおりです。
「OK」をクリックすると、元のダイアログボックスに戻るので、もう一度「OK」をクリックします。
土曜日と日曜日に色を設定されます。
また、祝日に関しても土日と同じようにWEEKDAY関数を使って色を付けることが可能です。
今回は、日付と曜日を、縦方向に表示する形式を使いましたが、セルの配置を変えることで通常の形式のカレンダーも作ることができます。
数式の参照先を1か所変えることでオートフィルでコピーすることもできますから、自分の使いやすいカレンダーを作ることにチャレンジしてみてください。
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