Dropboxが情報流出中!更なる被害を防ぐための3つの対策
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2016年9月2日(金)、オンラインストレージサービス「Dropbox」が顧客情報を流出させていたことが分かりました。
正式にはIDとパスワードが盗まれていたのは4年前のことで、すでに6800万人の情報は流出している可能性が極めて高いとのこと。
Dropboxユーザーに、二次災害を防ぐために今できるべき対処法をまとめました。
目次
■Dropboxの情報は4年前から流出していた
今回の記事のソースとなっているAFP時事通信の情報によると、既にIDおよびパスワードが何らかの形で盗まれていたのは4年前の2012年とのこと。
しかし流出していたそれらの情報は全く手がつけられておらず、最近になってインターネットで悪用されていることが判明しました。
一体なぜ4年間ものブランクがあったかは不明ですが、時間が空いているだけに余計に不安になってしまいますね…
既に情報は流出してしまっているので今さらできることはないかもしれませんが、更なる万が一の二次災害に備えて対策をしておきましょう。
■Dropbox情報流出でできる対策
対策①:パスワードを変える
すでに情報流出を知ってすぐにパスワードを変更した方も多いと思いますが、まだしていなければぜひ変更することをオススメ致します。
そもそもDropboxのような秘匿性の高い情報をクラウド上に保存しておくのは、便利ですが同時に危険も孕んでいるので、情報流出関係なしにパスワードは定期的に変更しておかなければなりません。
何度もパスワードを変更するのは面倒くさい部分が0と言うと嘘になりますが、別のユーザーにログインされるぐらいならしておいた方が良いでしょう。
変更方法は簡単で、ログイン画面の「パスワードを忘れてしまった場合」押して再度届いたメールからたった数分で変更することが可能です。
ぜひ今回を良い機会にパスワードを変更しておきましょう。
対策②:本当に流出してはダメなデータは落とす
本当に流出してはダメなデータと聞くと「そんなの全部だよ!」と思われるかもしれませんが、ここでいうデータとは、
・銀行口座番号
・クレジットカード番号
・住所、電話番号など
こういった身元が完全に明らかになってしまう可能性のある情報のことを指します。
あまり頻繁に外出先で使わないものも、同時にこの際にDropboxから削除しておきましょう。
対策③:別サービスに乗り換える
Dropboxを深く愛用している人にとっては中々難しいかもしれませんが、この際に別のサービスに乗り換えるということも考えるべきでしょう。
今は幸いオンラインストレージサービスは優良なものがいくつもあって、使い勝手も非常に心地が良いです。
個人的には、
・Evernote
・One Drive(Windows提供)
この2つはまず間違いないので、リスク分散も兼ねて少しずつ慣らしておくことをオススメ致します。
■Dropboxの今後の対応に注目
すでに情報が流出してしまっていることは事実としてもう変えられないので、なおさらDropboxの今後の対応に注目が集まります。
さらにセキュリティを強化してユーザーに何らかの形でアナウンスをするなど施策は色々と考えられますが、我々はできることをやっておくべきです。
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大企業でさえも一つの情報流出で一気に信用が失墜し赤字を出す時代なので、ここが企業としての本当の腕の見せどころでしょうか。
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