Windows 10のコントロールパネルが開かない場合の対処法
スポンサードリンク
Windows 10 では、スタートメニューを右クリックするとコントロールパネルが開けますが、こちらが開かなくなってしまう事例があります。
この場合はスタートメニューに存在する「設定」も開きません。
Windows 10 に含まれるバグが原因となりまして、対処法は確立されていますのでご紹介します。
1、まず色々な開き方を試してみる
Windowsキーを押しながら「X」キーを押すことでも、スタートメニューを右クリックしたのと同じことができます。
マウスの右ボタンが壊れて右クリックできず開けないのかどうか、この方法で確認できます。
スタートメニューの「すべてのアプリ」から「Windowsシステムツール」を開いた中からも開けます。
他にはWindowsキーを押しながらRキーを押すと、ファイル名を指定して実行というウィンドウが開きますので、こちらにcontrolと入力することでも開けます。
しかしバグが原因となっている場合、いずれの方法でも開くことができません。
その場合、コントロールパネルをクリックしても無反応か、下記のようなエラー画面になります。
2、修正プログラムの適用
アプリとファイルを引き継いでの初期化という方法もありますが、
マイクロソフトからこの問題に対応する修正ツールが出ておりますので、ダウンロードして実行してみてください。
ダウンロードしたプログラムを実行した画面がこちらです。
次へをクリックすると、ご使用のPCの問題の検索が始まります。
issue 67758 という問題が、コントロールパネルが開かない症状になります。
何も見つからない場合は別な対処が必要になります。
上記の画面で終了すれば、問題は修正されました。
問題が見つからない、改善されない場合は次項も参照ください。
3、画面の設定の確認
設定画面のディスプレイにて、「テキスト、アプリ、その他の項目のサイズを変更する」という項目がありますが、こちらの設定が原因でコントロールパネルやエクスプローラーが開かなくなるバグがございます。
こちらのサイズを175%にすると以後コントロールパネルが開けなくなります。
コントロールパネルや設定画面が開けない状況ですと、現在何%になっているか確認も困難ですが、
デスクトップ画面のアイコンが何もないところで右クリックしてみてください。
このようなメニューが出ましたら、ディスプレイ設定をクリックします。
こちらの方法で開いた場合、他のサイズに変更してみて下さい。
4、どちらの方法でも効果がなかった場合
レジストリというWindowsの構成設定の変更や、修正コマンドを実行することで改善できる可能性があります。
しかしこれらの方法はPCの知識が豊富な方向けの方法となりまして、構成を変更することで別な不具合を発生させるリスクも伴います。
現在の個人用ファイルとアプリを保持したまま、Windowsの構成だけを再インストールする方法がありますので、こちらを試して頂くことをお勧めします。
現在このコントロールパネルが開かない問題はアップデートで修正されていますので、定期的にWindows Update が実行されていれば発生しません。
問題が改善できましたら、ぜひWindows Update を実行して下さい。
スポンサードリンク