パワーポイントのスライドショーの作り方をパワポ初心者向けに解説
2016/05/31
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パワーポイントを使うと、プレゼンテーションに使うスライドショーが作成できます。画像や表、グラフなども使用して、伝わりやすいスライドショーを作成しましょう。
今回は比較的パワポ初心者向けにスライドショーの作り方について解説して参ります。
①スライドショー作成の前に
いきなりスライドショーを作ろうとすると、伝えたいことがうまく伝わらなかったり、情報が不足してしまったり、せっかくのスライドショーをうまく活用することができません。
伝えたいテーマを、誰に、どこで、どんな機器を使って、見せた後はどうしてほしいのか、最低この項目だけは決定しておきましょう。この記事を例にすると以下の通りです。
プライベートでは、旅行の写真をアルバムのように作成して旅行の様子を伝えるために。仕事では新商品の紹介や、業務の報告など、様々に活用できます。
②スライドショー作成の基本
パワーポイントを起動して「新しいプレゼンテーション」を開きます。
白紙のままで作成、あらかじめ用意されているテーマを選んで作成、自分で背景などを設定して作成など、デザインやレイアウトなどを先に設定しますが、今回はテーマを選んで作成します。
スライドショーは、最初に表紙のようなタイトルスライドが表示されます。
デザインタブの「テーマ」グループの一覧から、使用するテーマを選択します。今回はパワーポイント2013のテーマから、「オーガニック」を選択しました。
テーマの一覧のサムネイル(縮小版)の上にマウスポインタを重ねると、スライドに反映されてどういうデザインかを確認しながら選択できます。
そのままクリックすると、すべてのスライドにテーマが反映されます。右クリックをすることで、1枚だけ違うテーマを設定することもできます。
タイトルを入力と表示されている点線の枠で囲まれたボックスは「プレースホルダー」です。テキストボックスと同じ機能と考えてもよいでしょう。
プレースホルダーをクリックして文字を入力します。同様にしてサブタイトルも入力します。
ホームタブの「新しいスライド」をクリックすると、「タイトルとコンテンツ」のレイアウトが設定されたスライドが追加されます。
画面左のサムネイル(縮小版)に、新しいスライドが表示されます。
スライドごとのタイトルを入力します。
「テキストを入力」と表示されているプレースホルダーをクリックして、文字を入力します。
パワーポイントでテキスト(文字列)を入力すると、自動的に箇条書きになります。レベル下げをしたい場合は、「Tabキー」を1つ押すか、「インデントを増やす」をクリックします。
レベル下げをすることで、箇条書きのマークと文字のサイズが1つ小さいものになります。
そのままEnterキーで改行すると、第2レベルのまま改行されてしまいます。第1レベルに戻す場合は、Shiftキーを押しながらTabキーを押すか、「インデントを減らす」をクリックします。
違うレイアウトの新しいスライドを追加するには、「新しいスライド」の▼をクリックします。今回は「2つのコンテンツ」を選択します。
2つのコンテンツのスライドが追加されます。
1つ目のコンテンツに文字列を入力し、2つ目のコンテンツに画像を挿入します。
タイトルは「画像の挿入」として、1つ目のコンテンツは通常通りクリックして入力します。
2つ目のコンテンツに画像を入力するには、プレースホルダーの画像のアイコンをクリックします。
ピクチャーフォルダーが開くので、使いたい画像を選択して「OK」をクリックします。
画像が挿入されるので、サイズと位置を調整します。
画像をドラッグして動かしていくと、パワーポイントの場合は赤い点線が表示されます。
これはほかの文字列や画像、図形とそろっているかどうかの目安になる線です。点線を基準にして画像や図形をそろえると、統一感を出すことができます。
上の画像の場合は、1つ目のコンテンツのプレースホルダーと画像が、上下の中央でそろっています。
少々長くなってきたので、表の作成方法とスライドショーの実行に関しては次ページで解説致します。
次ページ:【パワーポイント初心者講座②】表の作成方法とスライドショー
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