【遊び心】パワーポイントスライドショーのマル秘テクニック5選
2016/06/02
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スライドショーを作成していて、思うようにいかないこともあります。文字の色や図形の色が決まっていたり、違うフォントでそろえたいなど、1回ごとに設定を変更しなくても、自由にカスタマイズすることができます。今回はその方法をご紹介します。
1、バリエーションを変更する
ワードやエクセルと同様に、パワーポイントのテーマでは、あらかじめ色やフォントの組合せが決まっています。バリエーションの変更や、色の配色とフォントのカスタマイズをすることで、より自分の思い通りのスライドを作成できます。
1つのテーマを選んでも、そのテーマには4種類程度のバリエーションが用意されています。バリエーションを変更することで、イメージを変えることができます。
下の図はテーマ「オーガニック」を設定しています。
テーマの一覧の右にバリエーショングループが表示されています。
左端は「オーガニック」のノーマルな状態です。
2番目は木目の色が濃い状態です。
3番目はカンバス地の布のような背景です。
4番目はボール紙のような背景です。
テーマを変更すると、文字の配置や色、フォントが全て変更されてしまいますが、バリエーションを替えることで、配置やフォントなどの設定は残すことができます。
2、配色の設定をカスタマイズする
それぞれのテーマには決まった配色があります。テーマを変更したことで、さっきまであった色が無くなったということもあります。あらかじめ決められた配色を変更することで色合いを変更することもできますが、個々の色の組合せを自分で変更することもできます。
基本の「オーガニック」の配色を変更してみます。
バリエーションの右にある▼をクリックすると一覧が表示されるので、「配色」をクリックします。
配色の一覧が表示されるので、マウスポインタを上に重ねると、どういう色になるか確認できます。
下の図は、ノーマルな配色のベン図です。
配色の一覧の上にマウスポインタを置くと、変更後の配色が表示されます。
配色を変更すると、すべてのスライドの配色が変更され、表や図形の色も変更されます。
3、色をカスタマイズする
オリジナルの色の組合せを設定することも、1つのパーツの色だけを変えることもできます。
配色の一覧の下に表示される、「色のカスタマイズ」をクリックします。
それぞれのパーツに設定されている色がダイアログボックスで表示されます。
「テキスト/背景:濃色1」、「テキスト/背景:淡色1」は、文字の色の設定です。
「テキスト/背景:濃色2」、「テキスト/背景:淡色2」は、背景の色の設定です。
「アクセント1」は、図形の塗りつぶしの色です。2~6は、グラフなどの色分けをする場合の色の順序です。
「ハイパーリンク」、「表示済みのハイパーリンク」は、リンクを設定された文字列の色と、リンクをクリックした後の文字列の色の設定です。
「名前」のボックスに名前を入力して保存すると、配色の一覧に表示されます。
以上が配色に関する設定変更の操作です。
4、フォントの変更
テーマには、フォントの設定も含まれています。背景やレイアウトはそのままで、フォントだけを変更することができます。フォントの組合せを変更します。
バリエーションの右の▼をクリックして、フォントを選択します。
一覧が表示されるので、マウスポインタを上に重ねると、変更後のフォントを確認できます。この場合は「メイリオ」にしましたが、フォントによって文字の幅が違うので、変更後にフォントサイズの変更が必要になることもあります。アルファベットのフォントと、日本語のフォントが表示されています。
5、フォントをカスタマイズする
配色と同様に、フォントもそれぞれ変更をすることができます。
バリエーションの右の▼をクリックして、一覧からフォントをクリックします。一覧から「フォントのカスタマイズ」をクリックします。
ダイアログボックスが表示されます。
先ほど「メイリオ」の組合せを選んだので、英数字用のフォントは「Calibri」、日本語文字用のフォントは「メイリオ」が表示されています。英数字用、日本語文字用のどちらも、見出しのフォントと本文のフォントを選ぶことができます。
統一感を出す場合は、見出しと本文をそろえることで、見やすくなりますが、見出しを強調したい場合は、見出し用と本文のフォントを変えることもできます。
以上がフォントに関する設定変更の操作です。
配色もフォントも、すべてを変更するのは想像以上に大変なものですが、ここだけは変更したいという場合などは、この機能を使ってみてください。
また、パワーポイントのスライドショー作成テクニック等は全てコチラで解説しているので、良ければご参考下さい。
>>パワーポイントのスライドショーの作り方
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