Windows10→Windows7に戻す方法(1ヶ月以上過ぎた場合)
2016/06/14
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Windows 7をお使いの方で、いつの間にか勝手にWindows 10にアップグレードしてしまった、という事例が増えています。
勝手にと言いますと語弊がありますが、アップグレードの予約を手動でキャンセルしないと、意図していないタイミングでアップグレードが実行される仕組みが配信されています。
そこで今回は、Windows10からWindows7に戻す・ダウングレードする方法を解説して参ります。
特に1ヶ月以上過ぎてしまった場合についても言及して参ります。
目次
1. 意図せずアップグレードが始まってしまった場合
ひとまずアップグレードが自動的に止まるまで放置してください。
途中で強制的に電源を切ってしまうと、Windowsの構成が不安定になり正常に起動しなくなるなど、後々余計に面倒な手間が発生する恐れがあります。
アップグレード処理が終わって初回起動時に、Windows 10にようこそ!という画面になります。
ここで選択肢は「次へ」というものしかございません。
「これは法的文書です」という画面で、ライセンス条項に同意を促す画面になります。
元のOSに戻したい場合、ここで承認せずに「拒否」を選択してください。
再び元のOSに戻す処理が始まりまして、しばらく待っておりますと元々お使いのOSにて起動します。
2. 使用後に元のOSに戻したい場合
Windows 10を使ってみたが元のOSに戻したい場合ですが、アップグレード後1か月以内であれば元のOSに戻すダウングレードを実行できます。
まずスタートメニューから「設定」をクリックしてください。
「更新とセキュリティ」をクリックしてください。
「回復」をクリックしてください。
Windows 7に戻すの「開始する」をクリックします。
以前のバージョンに戻す理由を問うアンケート画面が出ますので、選択し次へをクリックして下さい。
元のOSに戻すにあたっての注意事項が出た後、「Windows 7に戻す」をクリックすると元に戻す処理が始まります。
上の画面に記述されている通り、また必要に応じてwindows 10にアップグレードも可能です。
3. Windows 10を使用して1か月以上過ぎてしまった場合
これまでご紹介した手順では元に戻すことはできませんので、リカバリーが必要になります。
パソコンの中に保存されているデータは全て初期化されてしまいますのでバックアップを取ってからの作業になります。
関連記事:Windows7のPCでバックアップを"簡単に"取る方法
1)まず初めに、ご購入されたパソコンの説明書をご用意ください。
↓
2)その後、現在お使いのデータを全て外付けハードディスクなどにバックアップして頂きます。
↓
3)メール、画像、その他ファイルやプログラム、購入後にユーザーが作ったものは全て消えますので、外部メディアに書き出してください。
↓
4)その後、説明書に従って工場出荷時の状態に戻すリカバリーを実行します。
パソコンメーカーによって異なるので説明書をきちんと読んで行うようにしてください。
4. 元に戻したい場合は1か月以内を強く推奨
アップグレード後、1か月以内の戻し手順とそれ以後の戻し手順が大きく異なることにお気づきでしょうか。
1か月を境に元のOSに戻す際にかかる労力は数倍変わりますので、そのままWindows 10を使い続けるか、元のOSに戻すかの選択は実質的に1か月以内に行って頂く必要があります。
もしアップグレードが意図したものでなければ、ひとまず元のOSに戻してください。
元のOSでシステム全体のバックアップを取って頂いた後、現在お使いのソフトやハード、プログラムなどの動作を確認する時間のある時に、ゆっくりとアップグレードをして頂くことをお勧めします。
>>Windows10にアップデートする前の注意事項
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